「靴下にいつの間にか穴が・・・」
靴下を履く人にとってはあるあるです。そして、毎回同じところばかり穴が空くというのもセットであるあるですよね。
また、宮城県の人は穴あき靴下のことを「おはよう靴下」と呼びますが、その呼び方は全国区ではないので注意。
ちなみに、穴が空く原因は靴と靴下の摩擦、爪が当たって破れてしまう、汗の成分が靴下の繊維を溶かしてしまうなどです。足から出た毒素で~という話は汗に含まれる老廃物のことを指しています。老廃物は足の部位によっても違い、親指がよく溶けるなら消化器系、かかとがよく溶けるなら腎臓が不調なんだとか。
不調といってもすぐに病院に行かないといけないレベルではない場合も多く、自分の体のこの部分が疲れているんだと思うくらいでいいでしょう。靴下が破れる以外にもその部分の不調が重なるようなら病院に診てもらったほうがいいかもしれません。
では、少し話が脱線しましたが、穴が空いた靴下をどうすべきかの話へとうつっていきます。
靴下に穴が空いたときの対処法(節約家ver.)
結論からいうと、節約中だからといって全ての靴下を修繕する必要はありません。穴が小さいときやお気に入りの靴下は修繕し、それ以外は新しい靴下を買い、別のところで再利用しましょう!
セールでなら100円均一の補修布よりも安い靴下が見つかるので、買ったほうが早いです。
それでは、穴が小さいときの修繕の仕方から見ていきましょう。
穴が小さい靴下の修繕
穴が小さい場合は補修布は必要なく、針と糸だけで修繕できます。糸は靴下の色に近いものでないと目立つのでなるべく近い糸を用意しましょう。
玉結びはせずに返し縫いをし、編み地の縦方向と同じ向きに穴を上下にすくって縫っていきます。玉止めもせず、返し縫いをして止めるようにしましょう。玉結びや玉止めをしてしまうと履き心地がゴロつきます。
例えば、かかとだったら下の画像のような感じ。
また、出先でつま先に穴が空いてしまった場合は応急処置の裏技があります。準備するものは5円玉か50円玉で詳しくは動画を見てください。
履き心地はよくないと思いますが、靴下に穴が空いていると思われるよりはましだと思うときに使うといいでしょう。
補修布を使って修繕
穴が大きいものは補修布(100均でも売っています)とアイロンを使って修繕。
履いたときの違和感もほとんどないのですが、よく見ると補修したのがもろわかり。家で履く用にするか補修布を隠すように可愛くアレンジしてから履くようにしましょう。
道具を買い揃える場合は新しいのを買ってしまう
ソーイングセットや補修布を買わないといけないという場合は、その靴下がお気に入りでちょっと高価なものでないかぎり、新しく買ってしまったほうが早いです。
どちらも100均で買えるものですが、靴下も安売りなら100円以下なので買えば直す手間も省けます。穴の空いた靴下にも利用価値はあるのでむしろそうした方が得なくらいです。
穴あき靴下の再利用
穴あき靴下は掃除や消臭剤、おしゃれなアレンジなどで再利用が可能。
掃除は手にはめて雑巾として使えるので、細かいところや力を入れて掃除しないといけないところで大活躍です。また、フロアモップにはめて同じく雑巾代わりにすることも出来ます。
消臭剤は靴用が向いています。コーヒーの出がらしやハーブなどを靴下に詰め、中身が出ないように縛って靴の中に入れておくだけ。靴下も破れてからさえも靴の中に入れることは本望だと思います。
おしゃれなアレンジは見た目のいい靴下じゃないと無理です。机や椅子の脚カバーやペットボトルカバー、植木鉢カバーなど様々なものにアレンジしましょう。リメイクすることが出来る人なら子供用のレッグウォーマーやレギンスなどに作り変えてしまう人もいます。
まとめ
- 節約家だからといって全ての靴下を修繕するのが正解ではない
- 特にソーイングセットや補修布がない場合は買ったほうが早い
- 穴の空いた靴下も掃除や消臭剤、アレンジやリメイクなどが可