生活必需品の1つのティッシュ。日常生活の中で一番消費する消耗品といっても過言ではありません。鼻をかんだり、ちょっとした汚れを拭いたり、いろんな場面で役立ちます。
そんなティッシュですが、2017年5月に値上げされ、2018年4月にもさらに値上げされました。でも、値上げされたからといって便利なティッシュを使わないという選択肢は無理ですよね。
今回はそんなティッシュ1組あたりの値段とティッシュペーパーを節約する方法についてお伝えします。
ティッシュ1組あたりの値段
ティッシュは150組~220組を5箱セットで売られているのが一般的。
今回は160組で5箱セット、値段は200円を例にして1組あたりの値段を計算します。
計算式は値段÷(組数×箱数)で求められるので
1組使うごとに0.25円なので4組使えば1円になります。たくさん使う日なら4組くらい使いますし、花粉症の時期とかだと1日に10枚近く使ってしまうこともありますよね。
日本人のティッシュの使用量
日本人のティッシュ使用量は世界的に見ても高く、年間で1人あたり箱ティッシュ17箱程度使っています。(新潟県が年平均20箱、鹿児島県が年平均10箱と都道府県によってバラツキはありますが、平均すると17箱です。)
その平均も考慮してティッシュにかける値段は計算すると
一人につき1年で680円もティッシュペーパーに使っていることになります。
ティッシュペーパーを節約してもたいした節約にならないと思いがちですが、年単位で考えてみるとかなりの節約に。
では、実際にティッシュペーパーを節約する方法をお伝えします。
ティッシュペーパーを節約する3つの方法
ティッシュペーパーを極力使わないようにすることや使用済みのティッシュを再利用といった極端な節約方法は今回なしです。節約になることは確かですが、我慢を強いられている感じが強く、長続きしにくかったり、夫婦間で喧嘩になったりするので一人暮らしで究極に節約するときのみこれはやるようにしてください。
では、そんな無理な技ではなく、実践しやすい3つの節約法をご紹介。
半分ティッシュを作って使う
松本明子さんが「スカッとジャパン」で紹介したこともある半分ティッシュ。節約家の間では有名ですが、まだ知らない人はぜひ取り入れましょう。
簡単にいうと、ティッシュを半分に切って使います。作り方は2パターンあるのであなたのやりやすい方を実践してください。
ティッシュを1組からバラして1枚にして使うよりも実践しやすく、1組は大きいので半分で十分なことも多く、理にかなった節約方法です。
半分ティッシュを使えば、単純計算で2倍使えることになるので340円節約することが可能。今日からやりたい節約法です。
ペーパータオルやハンカチ、雑巾を活用
日本人はティッシュに頼りすぎている部分があります。その証拠にテーブルや床を汚してしまったときについついティッシュを取ってしまいがちですよね。
そういう場面ではティッシュではなく、洗って何度も使えるペーパータオルやハンカチ、雑巾などを使いましょう。ティッシュペーパーを使う機会を減らすことで節約。
節約できる金額は個人差がありますが、1回に使うティッシュは3組、機会は1週間に1回、1年を52週間と考えたときの例で考えてみましょう。
1年で39円と考えると微妙な額ですが、半分ティッシュとの合わせ技で使えば379円の節約になります。
新聞のチラシを利用
ティッシュに頼りすぎの部分は他にもあって、爪切りするときもティッシュを使いがち。ゴミ箱の上で切る人もいるかもしれませんが、ティッシュを使うという人が意外と多いです。
そういうときはどうせ捨てることになる新聞のチラシや新聞を使ってください。ティッシュを消耗する機会が減るので少しだけど節約が見込めます。
平均的に1週間から2週間に1回爪を切る人が多いので1週間だと考え、1年は52週、1回に使うティッシュは1組だと考えて計算してみましょう。
1年で13円と考えるとこちらも微妙な額ですが、他の節約法も全て取り入れれば392円となります。
他にも、ティッシュを使わなくてもいい場面はあるはずなので、それを別のものにかえ、さらに節約額を増やしていきましょう。節約額の大きい半分ティッシュだけでも今日から取り入れることをおすすめします。
まとめ
- ティッシュにも値上げの波が来てる
- 1年に使うティッシュの金額は680円
- 節約する方法は半分ティッシュ、洗える物で代用すること、捨てるものを有効活用すること
- 半分ティッシュは節約額が大きいのですぐに実践することをおすすめします