トイレの水道代の節約は出来ていますか?
水道使用量の何%を使用しているかはこちらの記事をCHECK!
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風呂に次いで水道代のかかるトイレだけにちゃんと節約を意識した方がいいでしょう。極限まで節約意識のある人は外でトイレを済ませるなんて人もいますが、そこまではしなくていいです。日常生活で出来ることもあるのでちょっとしたことから始めてみませんか?
それでは、世間ではどのくらいの人がトイレの水道代の節約を意識しているのか、トイレの水道代の正しい節約法についてお伝えします。
トイレの水道代節約を意識してる人は○%
まずは、こちらのデータを見てください。
(引用:一般社団法人 日本レストルーム工業会)
トイレの節水意識をしているのは男女ともに約4分の1(25%)しかいません。なので、自分が節水すれば、周りと差をつけられる部分ということでもあります。
また、料理(キッチン)やメイク(洗面所)などで男女の差が大きく開いているのもリアルです。よく使う場所だからこそ節水に頭がいくんでしょうね。トイレもよく使っているはずなのに、考えてはいけないものとして除外してしまうんでしょうか。
では、次からは節約法についてお伝えしていきます。
トイレの水道代の節約方法
トイレの節約は簡単なことから出来、節約額もなかなかのものです。
また、トイレは1度設置すると壊れない限りはずっと使い続けるのが普通。そのため、設置のときから節約を意識するといいでしょう。
まずは、最新の節水トイレの設置からです。(※トイレ設置済みの人は飛ばしてください)
最新の節水トイレの設置
家電が進化してきたように節水トイレも進化しています。
1980年台は1回で12リットル以上使用していましたが、2017年には大が3.8リットル、小が3.3リットル(※TOTO製)にまで減っています。1回で10リットル近く違うのは大きいですよね。
2006年~2007年頃に各社6リットル以下のトイレを発売したので、それ以前のものを使っている人は買い替えを考えてもいいかもしれません。40,50年前からずっと同じトイレという場合は買い替えたほうが断然安くつきますよ。
一例ですが、東京の水道料金1リットル0.24円で1日に大1回と小3回使った場合で考えてみましょう。
トイレの製造年月 | 1980年台以前 | 2017年 |
---|---|---|
1日の料金 | 0.24(円) × 12(l) × (大1+小3)=11.52円 | 0.24(円) × {(3.8×1)+(3.3×3)}=3.288円 |
1ヶ月の料金(30日換算) | 345.6円 | 98.64円 |
1年の料金(365日換算) | 4204.8円 | 1200.12円 |
1年で3000円以上かわってくるのでめちゃくちゃ大きいですよね。小の分を全部大で使ったとしても1331.52円で3000円近くかわってきます。
そして、これは1人で使う場合を想定していて家族が増えるとそれだけ料金の差が大きくなるということ。大家族で古いトイレを使っている場合は即替えでもいいくらいです。本体の値段が10万円近いと考えても数年でその差額を回収出来ますよ。
「大」と「小」を使い分ける
身近なことから節約出来るのがコレです。
上の表を使い、2017年製のトイレ・大1小3で考えると、大4だと年間で1331.52円、大1小3だと年間で1200.12円になります。年間130円くらいの節約になるということです。
また、これは1人の料金なので人数が増えれば、もちろん節約額も増えます。例えば、家族4人全員が意識して節約すると年間520円できるということです。
そして、節水トイレでこれだけ節約になるので、そうでない場合は差はもっと大きくなります。
2度流しは避ける
音を聞かれたくないなどの理由から1度のトイレで何度も流す人がいます。でも、節約のことを考えるとやっぱり無駄です。
家族でも音を聞かれたくないという気持ちはわからないでもないので、ケータイ乙姫を使うようにしましょう。1回で損する金額は1円未満ですが、毎日のことなので塵も積もれば山となるです。(※最新の節水トイレを使っている場合)
節水グッズを活用する
ロスカットやウォーターセーバーなどの節水グッズを使うのもありです。
ただし、それぞれ設置できるトイレが決まっているので、購入前に確認しましょう。また、故障する確率が何もしないときよりは上がるのでそれも注意してください。
間違ったグッズの使い方
ペットボトルやビール瓶などをタンクに入れたり、フロートバブルに節水弁を取り付けたりするのはやめたほうがいいでしょう。
節水効果がないわけではないんですが、他のグッズよりも故障の原因になりやすいです。めちゃくちゃ古いトイレを使っていて壊れるの覚悟で節水するというとき以外は使わない方がいいでしょう。
まとめ
- トイレの水道使用量は全体の21%
- でも、節水を意識しているのは男27.6%、女26.1%しかいない
- トイレの節水をする方法は、最新トイレの設置、「大」・「小」の使い分け、2度流しをしない、節水グッズの活用
- 最も節水効果の大きい最新節水トイレの設置は検討する価値あり