テレビの消費電力は意外と大きい!?節電するためには?

あなたは1日にテレビを何時間くらい見てますか?

都会済みなら他の娯楽も多いですが、田舎住みならそうはいきません。また、若い世代はYoutubeやネット動画をたくさん視聴していますが、そうでない人は未だにテレビを見ているという人がほとんどでしょう。

そして、そんなテレビの消費電力は意外と大きいんです。

今回はそんなテレビの消費電力と節電についてお伝えします。

テレビの消費電力について

テレビの消費電力は証明も含めて家電の中で何位だと思いますか?

まずは、予想してみてから下へと進んでください。

テレビの電力使用量は○位


(引用:経済産業省・資源エネルギー庁)

テレビの電力使用量は家電の中でなんと3位です。2009年は冷夏の影響もあり、エアコンの使用量が少なかったことも影響していますが、思っている以上に上位ですよね。

また、9年前のデータなので今はエアコンとテレビの電力使用量は逆転していると思います。それでも、テレビは5位,6位くらいには入ってくるでしょう。

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テレビの年間の電気代

全てのテレビの消費電力が一緒なわけではないため、今回は32V型の液晶テレビを例にとって考えてみましょう。


(引用:経済産業省・資源エネルギー庁

テレビも省エネ化が進んでおり、2010年製と2016年製でこれだけの差があります。また、このデータは1日平均4時間半視聴したときのものです。

電力量使用単価を仮に20円として考えてみます。

2010年版を使用している場合は、87(kWh) × 20(円)=1740円
2016年版を使用している場合は、58(kWh) × 20(円)=1160円

このようにテレビによって500円以上の差が出てきます。2年だと1000円以上になると考えるとなかなかのものですね。

また、消費電力はプラズマテレビ>ブラウン管>液晶テレビです。節約のことを考えると液晶テレビを選ぶのが無難。

テレビは主電源から切ったほうがいい?

使わない家電は主電源から切り、コンセントまで抜いておくなんて話を聞いたこともありますよね。

でも、テレビの場合は切らないほうがいいです。消すときも主電源ではなく、リモコン電源でOK

ちなみに、テレビの待機電力はよっぽど古いテレビを使っていない限りは0.1W~0.5W/h(キロワットではなく、ワット)ほどで1年中待機させておいても数十円です。

そして、主電源から切ってコンセントを抜いてしまうと番組録画がうまくできなかったり、EPG(電子番組表)のデータ取得に時間がかかったり、内蔵時計が狂ってしまったりするので、消すときはリモコンで。

テレビの電力を節電する方法

テレビの電力を節電する方法は5つあります。

省エネ性能の高いテレビを買う

TVは新しいほうが省エネなんですが、メーカーによっても省エネ性能が違います。

家電の売り場で省エネ性能が☆の数で表現されているので、それを参考にしましょう。「統一省エネラベル」というものです。


(引用:経済産業省・資源エネルギー庁

最高評価のものがもちろん省エネ性能が高いですが、使う期間や商品の値段を考慮して買うようにしましょう。

音量を調整

音量を調整しても節電できる量は微々たるものです。

でも、不必要に大きくする必要はないので適当な大きさに調整してください。

画面の明るさを調整

画面の輝度を最大で見ている人が多いですが、見える程度に下げると節電になります。

明るさセンサーのついた機種なら自動で輝度を調整してくれるので便利です。これだけでも十数kWhから二十kWhほど節約出来る場合もあります。輝度は知らないと触らない部分なので節約効果が全然違ってきますよ。

定期的にほこりを除去

表面にほこりがついていると暗く見え、輝度を上げがち。

毎日掃除する必要はないので1週間~2週間に1回はほこりを拭いてあげるようにしましょう。傷をつけないように専用のフロスで拭くことをおすすめします。

見ないときは消す

当たり前のことなんですが、見てないときは消しましょう。エアコンのようにつけっぱなしのほうが節電になる家電ではないのでこまめに消してOKです。

消し忘れて寝てしまう人やついついつけたまま作業してしまう人はオフタイマー機能を使いましょう。

まとめ

  • テレビの消費電力は意外と大きい
  • 古いテレビを使い続けるよりも省エネ性能に優れた新商品
  • 輝度は節電量が大きいので設定した方がいい
  • つけっぱなしにしてしまう人は消す意識をし、オフタイマー機能を利用
  • B!