自作化粧水で節約!でも、抑えておくべき注意点を守らないと危険

節約中だからといってスキンケアをなしにするという選択は女性としてなしですよね。

そして、なんとかして安く済ませようとしてたどり着くのが自作です。自分で作るから界面活性剤や添加物もなしですし、入っているものが全部わかっているので安心できます。また、肌に良い成分を足したり、好きな香りをプラスするなんてのも簡単。

でも、そんな自作化粧水も一歩間違うと危険です。抑えるべきところを抑えておかないと大変なことになりかねませんよ。

今回はそんな自作化粧水の注意点と作り方についてお伝えします。

自作化粧水の抑えておくべき注意点

自作化粧品を作ったり使ったりする際には抑えておくべき注意点は3つです。

  1. 分量を守って作ること
  2. 正しい保存方法で早めに使い切ること
  3. 成分を足すときはパッチテストをすること

では、1つずつ詳しく見ていきましょう!

分量を守って作ること

化粧水を自作するときは保湿効果のあるグリセリンを使いますが、保湿効果を高めようとして入れすぎるのはNG。グリセリンには吸水性もあり、入れすぎると肌の水分まで奪ってしまって乾燥する原因になります。ちなみに、グリセリンの濃度は10%程度に抑えてください。

また、アロマオイルで香りを足す場合も入れすぎると肌の負担に。精油は5滴程度にしておいてください。

自分だけのオリジナル化粧水を作ることは楽しいですし、悪いことでもないんですが、いい成分だからといって入れすぎてしまうのはやめましょう。

正しい保存方法で早めに使い切ること

自作化粧水は防腐剤が使われていないので悪くなるのも早いです。

保存は冷蔵庫、期間は3日~1週間程度で使い切るようにしましょう。

また、作る前に殺菌しておくことも大事。化粧水を入れる容器を熱湯消毒やアルコール消毒し、菌が出来るだけ入らないようにしましょう。

成分を足すときはパッチテスト

自分ではアレルギーがないと思っていてもある場合があります。

新しい成分を入れて作ったときはパッチテストをしましょう。二の腕などの目立たないところに塗ってみて2日間様子見をし、赤くなったりかぶれてたりしなければOK。

また、成分の特徴も知っておいた方がいいです。特に気をつけたいのが光毒性

ベルガモットやグレープフルーツ、ビターオレンジなどの精油には光毒性があり、紫外線を受けたときにシミができやすくなります。

では、ここまでの注意点を守り、自作化粧水を作っていきましょう!

自作化粧水の作り方

自作化粧水を作るときに必要なものはたったの3つ。

  • 精製水
  • グリセリン
  • 密閉容器

この3つさえあれば、基本の自作化粧水を作ることが出来ちゃいます。精製水やグリセリンは薬局やドラッグストアで買えますし、密閉容器は100均でも買うことが可能。容器をスプレータイプにするなんてアレンジもありです。

そして、作り方も簡単で密閉容器にグリセリンと精製水を入れて混ぜるだけ。ちなみに容器や移し替えるビーカーなどは熱湯消毒やアルコール消毒をしておいてください。作り方については動画があったのでそちらを参考に。

エンターテイメント性もある動画を見たいという方はくられ先生の動画がおすすめ。ヒアルロン酸をプラスしたバージョンの化粧水を作っています。ヒアルロン酸もドラッグストアか薬局で入手可能。

ヒアルロン酸以外にも自作化粧水を作るときにおすすめなものはあります。その一例をご紹介。

アロエ

お肌に良いものの代表格でもあるアロエ。

抗炎症作用や殺菌作用があり、ニキビができてしまった肌に特におすすめ。血行促進やメラニンを抑える効果もあるので、美白ケアをしたい人にもいいでしょう。

アロエの入れ方は細かく刻んだものを入れる方法もありますし、アロエベラをホワイトリカーに3ヶ月ほど漬けてアロエエキスを作ってそれを入れる方法もあります。

卵殻膜

卵の殻の内側についている薄い膜が卵殻膜。

高級美容液にも入っている成分ですが、それを自分で取り出して使ってしまいましょう。やり方はやや面倒ですが、高級品が自分で作れると思ってやれば出来ないこともないです。

お酒に漬けるので他のものよりは腐りにくいですが、冷蔵保存して2,3週間を目安に使い切りましょう。

プラセンタ

市販の化粧品に入っていることも多いプラセンタ。

美白効果やアンチエイジング効果に期待でき、ワンランク上の自作化粧水を作りたい人におすすめです。プラセンタの原液は通販で購入可能。

プラセンタを入れなくても自作化粧水の効果は実感できる人が多いので、お財布に余裕がある人のみでいいです。節約中の人はお値段的にも無縁な存在。

ココナッツオイルやマルラオイル

肌が乾燥しやすい人は美容オイルを足してみるのもあり。

ココナッツオイルやマルラオイル、ホホバオイルなどを少量垂らして入れましょう。これらのオイルを使う場合はパッチテストを忘れずに。

アロマオイル

無臭の化粧水も悪くないですが、香りがあった方がいいですよね。

ローズヒップやラベンダー、ティーツリーなどの精油を数滴垂らせば、香りつきの化粧水の完成です。

ここで注意したいのが光毒性のあるグレープフルーツなどの精油を使わないこと。柑橘系の精油はやめておくのが吉です。抽出方法などによっては光毒性のないものもあるようですが、詳しくない人は使わないのがベストでしょう。

まとめ

  • 自作化粧水を作るのは意外と簡単
  • オリジナルの化粧水を作るのも簡単
  • 抑えておくべき注意点を守らないと肌に悪い場合がある
  • 節約にもいいけど成分にこだわりすぎると高くなる
  • B!