健康のために毎日食べているなんて人も多いヨーグルト。
健康に良いものは食べにくいものもありますが、ヨーグルトは食べやすいので続けやすいです。私の場合はもずくが苦手なので健康にいいってわかっていても毎日食べるのは無理だけど、ヨーグルトなら無理なく続けられます。
また、毎日のことだからヨーグルトに出費している額もなかなかですよね。そして、そんな考えにいきついたときに思いつくのが自作。お茶やコーヒーなどの飲み物も自分で作れば安く済むので、ヨーグルトも安くなるはずです。
では、自家製ヨーグルトの作り方とそれによって節約できる金額についてお伝えします。まずは、作り方からです。
自家製ヨーグルトの作り方
ヨーグルトは菌が関係するので難しそうと思う人もいるかもしれませんが、実際に作ってみると簡単です。料理とは言わないかもしれませんが、料理が苦手な人でも作れますよ。
では、準備するものから見ていきましょう。
準備するもの
- 牛乳 500ml or 1000ml
- 市販のヨーグルト or 種菌
- ヨーグルトメーカー or 密閉できる容器と保温バッグ
準備するものは少ないですが、それぞれに注意点があります。
牛乳の注意点
使用する牛乳は成分無調整のものを推奨。
低脂肪牛乳でも作れないことはないですが、酸味が強くなったり、菌が弱くなったり、ホエーが分離してしまったりする可能性があります。
また、低温殺菌牛乳や加工乳は使えません。
ヨーグルトの注意点
ヨーグルトは無糖のものか種菌を使いましょう。
砂糖などが入っているとうまく出来ない場合があり、牛乳を丸々1本無駄にしてしまいます。砂糖などが乳酸菌の餌にもなるようですが、糖分の周りについていた雑菌で失敗してしまうことがあるようです。
自家製ヨーグルトに慣れてきたら糖分の入ったヨーグルトで作ってみてもいいかもしれません。
また、フルーツやチアシードなどが入っているヨーグルトは使えません。
ヨーグルトメーカー
ヨーグルトメーカーがあった方が簡単に作れます。初期投資として2000~5000円ほどかかりますが、何回も作るのであれば思い切って買いましょう。
密閉できる容器と保温バッグを使っても作れるんですが、何回も作るのはなかなか面倒。習慣化する際に面倒な部分が多ければ多いほど続かなくなってしまうので、自家製ヨーグルトを作り続けるためにもヨーグルトメーカーは必要な出費でしょう。
では、準備ができたら実際に作っていきます。(※作り方はヨーグルトメーカーを使った場合です)
自家製ヨーグルトを作る手順
レンジで温めた牛乳にヨーグルトを計量スプーンですくって入れて混ぜ、ヨーグルトメーカーにセットするだけ。R-1ヨーグルトのドリンクタイプで作っている動画があったので、こちらを参考にしてください。
室温に戻した牛乳でも作れますが、レンジを使った方が早いです。破裂しそうな気がして怖いですが、そのままレンジでいけます。ちなみに、冷たい牛乳のままやると固まらない場合があるので、最低でも室温まで戻してから作るようにしましょう。
また、計量スプーンと牛乳のフタをする部分に雑菌がついていると失敗する可能性が出てくるため、あらかじめその2つを熱湯消毒しておきましょう。
そして、発酵が終わったヨーグルトは冷蔵庫で保管し、牛乳の消費期限が切れる前に食べきってください。発酵が終わった後も放置しておくと酸味が強くなって食べにくくなります。ちなみに、発酵の目安は8時間ですが、固まっているならそれよりも短くしてもOK。
自家製ヨーグルトで節約できる金額
自家製ヨーグルトで単価が高いR-1ヨーグルトも量産出来るのは嬉しいですよね。
節約できる金額もR-1ヨーグルトを用いて計算します。
R-1ヨーグルトの場合
R-1ヨーグルトは定価だと139円(税込み)。安売りで買ったとしても129円(税込み)はします。今回は1つの値段を135円で計算。
R-1ヨーグルトを月に28日食べた場合の出費額はこうです。(自家製と比較しやすいように28日にしました。)
家族2人が食べれば7560円、3人が食べれば11340円です。
そして、R-1ヨーグルトを作った場合はこうなります。(※成分無調整牛乳【200円】や元になるR-1ヨーグルト【135円】は買うものとし、1回につき7日で消費するとして計算)
約3分の1くらいの金額まで節約できます。また、家族が多くて1つのヨーグルトで複数個作る場合は成分無調整牛乳だけ追加すれば作れるのでさらにお得。
ヨーグルトメーカーの金額もすぐに元が取れちゃいます。
同じ条件で1年経過すれば、節約はこんな額に・・・
他のヨーグルトだとここまではいきませんが、それでも1万円以上の節約にはなるでしょう。1日に節約出来ている額は小さくても塵も積もれば山となるです。
まとめ
- 自家製ヨーグルトを作るのは難しくない
- 難しいことはないけど細かい注意点はあり
- ヨーグルトメーカーは習慣化するためにも買ったほうがいい
- R-1ヨーグルトを量産した場合の節約額は大きい