「ポイントカードをお作りしますか?」と言われるとついつい作っちゃいがちなポイントカード。
財布の中がポイントカードだらけになったり、肝心なときに限って家に置いていってしまったり、ポイントカードを探すために後ろのお客さんを待たせてしまったりなんてのはあるあるですよね。
また、ポイントカードは一見お得なような気もしますが、実際は節約の敵だったりもします。財布を整理して出てきたときに行くつもりなかったのに行ってしまったり、ポイントが貯まってるのでいつもより贅沢してしまったりしてしまいがちです。
今回はそんな無駄なポイントカードを作らないための3つのルールについてお伝えします。でもその前に、世間一般的なポイントカードの平均枚数と持ちすぎることによるデメリットから見ていきましょう。
みんな何枚くらいのポイントカードを持ってる?
(引用:PR TIMES※調査はCCCマーケティング株式会社)
このデータによるとポイントカードの保有枚数は20枚前後、財布に入れて持ち歩いている枚数は10枚前後となっています。女性の方がポイントカード好きというのもデータにあらわれていますね。
また、保有枚数>財布イン枚数なので使用頻度の少ないものは家に置いていっていることもわかります。この枚数の差があるから肝心なときにポイントカードがないということになるんですよね。
あなたは同年代の同性より多かったでしょうか?それとも少なかったでしょうか?
ポイントカードを持ちすぎることによるデメリット
ポイントカードを持ちすぎるデメリットは3つあります。
1つ目は財布がパンパンになること、2つ目は肝心なときにカードがない場合があること、3つ目は整理時に行く予定のないお店に行く予定が出来てしまうことです。
デメリット1:財布がパンパンになること
1つ1つのポイントカードはたいした大きさ・厚さではないんですが、何枚、何十枚となってくると結構かさばります。
そして、何ヶ月かに1回は財布の中を整理する必要が出てくるでしょう。このときに1軍とそうでないものを分けるのにそこそこの時間がかかります。整理が苦手な人だと休みがつぶれることにもなりかねません。
ポイントカードの整理なんかで貴重な時間を無駄にするのは生産的ではないです。
デメリット2:肝心なときにカードがない
人間誰もが予定通りに行動しているわけではないので、ふと立ち寄ったお店でポイントカードを持ってくるのを忘れたということが起こります。
全てのポイントカードを持ち歩くとカードポケットが不足しますし、データにもあるように作ったカードの半分くらいしか持ち歩いていない人がほとんど。
ポイントを次回来店時につけてくれるところもありますが、こちらからすると予定外の来店が1回増えることに・・・。1回の出費は小さくてもそれが年4,5回あるだけでも「塵も積もれば山となる」でそれなりの出費となるでしょう。
デメリット3:整理時にお店に行きたくなる
整理時にポイントカードを見ることによって無性に行きたくなることってありますよね。例えば、飲食店のカードを見つけて昼食の予定が変わってしまうなんてパターンです。
ポイントカードきっかけでお店を選んでいることになるので、傍から見ると選ばされたということ。お店側からするとそれも狙いの1つですが、お客側からすると良くない傾向です。
これはポイントカードだけでなく、クーポンでも起こる現象ですよね。クーポンも安くなるからといってちょっと贅沢をしがちになるので注意しましょう。
ポイントカードを持ちすぎないための3つのルール
ポイントカードを作るときは3つのルールをクリアしたものだけを作るようにしましょう。基準に達していないものは作るだけ無駄です。
そして、ルールを守ることでおのずと持ち歩くカードが数枚に絞られるはず。そうすれば、ポイントカードでやりがちなミスやちょっとした浪費も必然的に防げるでしょう。
ルール1:使用頻度の低いものは作らない
使用頻度の低いポイントカードは作らないのが吉。とりあえず作っておこうはやめましょう!
そんなポイントカードは有効期限までに特典を受けることが難しいですし、1軍じゃないので財布に入れる候補からもはずれやすいです。使わない期間の目安は個人差がありますが、3ヶ月~半年使わないようなカードは作らなくていいと思います。
お店を気に入って通いそうか、有効期限までにポイントが貯められそうかで作るかどうか判断すればいいです。
ちなみに、初めて行くお店で判断しにくい場合もありますが、直感的に行くか行かないかで作るかどうかを決めればいいでしょう。1回目に作らなくても気に入って通いそうなら2回目、3回目で作ればいいだけです。
ルール2:自分が得できるかどうか考えてみる
使用頻度と重複する部分もありますが、ポイントカードの恩恵を得られなければ意味がありません。
有効期限までに無理なくポイントやスタンプが貯められ、○円還元してもらえるかどうかを考えてみましょう。いくら使用頻度が高めのカードでも有効期限までに貯められないようなものは作るべきではないです。
また、無理せずというのがポイントで、有効期限前にもったいないから貯めないといけなくなるというのはNG。
ルール3:ポイントや特典を目的にしてはダメ
ポイントが貯まるのって嬉しいですし、貯めることでもらえる限定特典なんかがあると、それ目的でポイントを貯めがち。
でも、そういう場合はポイントがおまけではなくなり、貯めることが目的になって本末転倒状態です。自分を見返したとき、ポイントのために買ってると思うようなものがあれば、それは無駄遣いなので気をつけましょう!
ポイントでもらえる限定品に関してもプレミアがつくようなものでなければ、メルカリやオークションで買えますし、そっちの方が断然安いです。自分で貯めてもらいたいという気持ちもわからないではないですが、節約のことを考えるとそっちのほうが安くつきます。
ポイントや特典に囚われすぎるなんて場合もポイントカードは作らない方がいいでしょう。ポイントカードがなくても利用したいというお店だけに厳選して作るようにしてください。ポイントカードはあくまでおまけです。
まとめ
- 世間一般のポイントカード保有枚数は20前後、持ち歩きは10枚前後
- カードを持ちすぎると財布がパンパン、肝心なときにカードがない、カードに釣られてお店に行ってしまうというデメリットがある
- カードを持ちすぎないためにも使用頻度、有効期限までに無理なくポイントが貯まるか、ポイントを貯めることが目的になっていないかを意識しましょう