節約は目標を決めて楽しみやりながらするのがベスト。でも、それはなかなか難しく、ストレスをためながら目標に向かって頑張る人が多いです。
そして、そのたまったストレスをなんとか解消してあげることも節約生活には大事。たまりすぎたストレスを解消するためにはお金が必要なことが多く、節約した金額が全部ぶっ飛んでしまうなんてことも…。
根を詰めてやりすぎず、適度にストレス解消をしながら節約するようにしましょう。イライラすることが増えたり、疲れやすくなったりしたら自分の体のことを労ってあげてください。
今回はそんな節約中にも出来るお金があまりかからないストレス解消法をお伝えします。まずその前に、お金を浪費して後悔することになるやってはいけないストレス解消法をご紹介。
やってはいけないストレス解消法
節約中に大胆なストレス解消をしてしまうと今までの苦労がパーになることが多いです。普段からお金を出来るだけ使わないことを考えているので、その反動でお金を浪費することでストレスを発散してしまいがち。
それでは、1つ目から見ていきましょう。
衝動買い
普段抑えているものが爆発したときにやってしまうのが衝動買い。必要とか不必要関係なく、お金をたくさん使うことが目的になってしまってるなんてこともあります。
そして、節約中の衝動買いはその場はストレス解消になりますが、しばらくすると自責の念に駆られます。節約してきた努力が全て水の泡になり、節約するモチベーションすらしばらくわかないなんてことにもなりがち。
どうしても衝動買いしてしまうという人は財布に入れるお金を最低限にし、クレジットカードやキャッシュカードも持ち歩かないようにした方がいいかもしれません。
ギャンブル
ギャンブルは勝てればお金も増えてストレス解消ですが、負ければお金も減ってストレス倍増です。
また、負けた額を取り戻そうとして負債額を増やしてしまうのもあるある。
一攫千金を夢見て年に1,2回の宝くじなら許容範囲ですが、毎週のようにパチンコや競馬、競輪などに行くのはNG。
やけ食い
やけ食いは体に悪いですし、クセになることもあります。ストレスがある程度たまるたびにやけ食いしてたら体を壊してしまいますよ。
また、女性の場合は体重が増えることによるストレスも加わります。
ダイエットや節約で自分の好きな物を我慢しすぎるとやけ食いしてしまいやすいです。節約が順調な場合は適度にご褒美として食べ、ストレス解消するのもありでしょう。
酔いつぶれるまで飲む
「ストレスがたまりすぎて飲まなきゃやってられない」とお酒を飲みすぎてしまう人は少なくありません。
お酒は依存性があり、毎日同じ量を飲まないと寝れなくなるなんてこともよくあります。
節約中だから禁酒するべきとはいいませんが、飲みすぎないようにしましょう。これも節約がうまくいっていれば、普段は1本のところを2本にするなどご褒美制度を導入し、適度にストレス解消するといいです。
物を壊す
ストレスがたまると暴力的になる人もいます。
物を壊したり、暴れたりなどはストレス発散になるイメージがありますが、実は逆効果。暴力は暴力を加速させるだけなので、暴れたくなったら深呼吸をしたり、ヨガをしたりなどリラックスして落ち着くようにしてください。
また、物を壊してしまったことが後悔やストレスにもなりますし、人にあたってしまった場合は関係の修復にも時間がかかります。
ここまでやってはいけないストレス解消法を5つお伝えしてきました。ここからはおすすめのストレス解消方法についてご紹介します。
出来るだけお金のかからないおすすめのストレス解消法
節約中は適度にストレス解消し、「継続する」ことが一番大事。「継続は力なり」で途中で諦めてしまった人と続けた人は雲泥の差へとなっていきます。
あまりお金のかからないストレス解消を実践し、適度にガス抜きしてあげてください。
それでは、1つ目からご紹介。
ジョギング・ウォーキング
運動はストレス発散になり、気軽にできるジョギングやウォーキングはその中でもおすすめ。スポーツウェアやシューズを無理に買わなくていいので、歩いたり走ったりしてストレス発散しましょう。
運動していい汗をかくとストレスの原因になっていたものへの意識がいきにくくなり、スカッとした気持ちになれます。
また、ヨガやダンス、ジムなどもいいですが、お金はジョギングやウォーキングよりかかるので、その費用がストレスにならなければOK。必要経費だと考えられる範囲の出費ならそういうところに通うのもありです。
寝る
ストレスがたまってるときってそれに関して考えすぎてストレスがさらに増大していくことも少なくありません。
考えすぎると深みにはまってしまうので、考えることを放棄して寝てしまうというのも手です。特に、自分で解決できないことを考えるのは無駄です。原因が相手にある場合は自分でどうにかしようとしてもその人じゃないからどうしようもありません。
掃除
何かに集中しているとストレスなんてどっかにいってしまいます。
そこでおすすめなのが掃除。部屋が綺麗になることで心も綺麗になるような気がしますし、ピカピカにしようとすると結構な集中力で無駄なことを考えなくてすみます。
家族の迷惑にならないどころか感謝されることなので一石二鳥。ただし、勝手がわからないところを掃除して怒られるなんてパターンや掃除音がうるさくて怒られるなんてパターンもあるので気をつけましょう。
掃除ついでに部屋の片付けをするのもありです。ただ、ストレスがたまってるときは思い切って断捨離してしまいがちなので、物を捨てるのは別の機会の方がいいかもしれません。
誰かととことん話す
自分がためこんでいるものを誰かに聞いてもらいましょう。
家のことなら家族、仕事のことなら職場の同僚や上司というように話の内容がわかってもらえる人に話すのがおすすめ。全然関係ない人にしゃべることでストレス発散できる内容もありますが、話がわかる人に話したほうが話の流れなどがスムーズです。
直接会って話すのがおすすめですが、相手の都合もあるので電話やメール、LINEなどでもOK。
たくさん笑う
笑うことは健康にも良く、ストレス発散にもなります。
誰かと話すことでたくさん笑うのがベストですが、1人のときは笑える動画を探すといいでしょう。Youtubeなどの動画サイトやTwitterなどのSNSで探せば、すぐに笑える動画を見つけることができます。
好きな音楽を聞く
自分が好きな音楽は聞いているだけで癒やされますよね。
静かな部屋で目を閉じながらバラードを聞いたり、お風呂や自分の部屋でロックを自分も歌いながら聞いたりなど自分の好きな音楽を心が落ち着く場所や方法で聞きましょう。
カラオケに行く
大声を出すことはストレス発散。自分の好きな音楽が耳から入ってくるので癒やしにもなります。
自分の部屋では大声を出せないという人は、カラオケという選択肢がおすすめでしょう。
お金は多少かかりますが、高級店に行かなければ数百円程度の出費で済みます。
感動する映画や漫画を見る
感動して流す涙はストレスも一緒に流れるといわれ、実際にスッキリした経験もありますよね。
映画館で泣くのは恥ずかしい場合があるので、自宅で人目を気にせずに楽しみましょう。頻繁にストレスがたまるという場合は、VODサービスや電子書籍サイトを利用する方がお得です。
アロマテラピー
香りから受ける影響というのは想像以上です。鼻から脳へ届くので効果が実感出来るのが早いのも特徴。
自分が落ち着ける香りをあらかじめ探しておき、ストレスがとまったときに嗅ぐようにすればOK。一般的にはラベンダーやカモミール、オレンジ、ベルガモットなどがおすすめです。
ハンドマッサージ
マッサージはコリをほぐし、リラックス効果や体の疲れを取ってくれる効果があります。でも、エステサロンなどで施術を受けるとかなりのお金が…。
そこでおすすめなのがハンドマッサージです。パートナーがいれば、簡単にやりあうことが出来ます。そして、ハンドマッサージをよくしている夫婦って仲も良いですよね。
ここまでお金のあまりかからないストレス解消をお伝えしてきました。他にも、お風呂にゆっくり入ったり、趣味に没頭したり、綺麗な花を眺めたりなど様々な方法があります。自分なりにベストの方法を見つけ、適度にストレス解消しながら節約生活をがんばりましょう!