「節約するなら安いときにまとめ買い!」というのが賢い選択だと思いますよね。でも、まとめ買いすることで損しちゃってるパターンというのが少なからずあります。
例えば、たくさんあっても消費する量まで増えてしまったら意味がないですよね。たくさんあることで心に余裕ができちゃって浪費って結構あるパターンですよ。ストックなしのシャンプーなんかは切り詰めて使うけど、ストックがあるときは思い切って使いがち。
今回はまとめ買いした方がいい物としない方がいい物についてお伝えします。
まとめ買いした方がいい物
まとめ買いした方がいい物は、大きく分けるとたくさんあっても困らない物やいざというときに必要な物、まとめ買いすることで割引率が高くなる物です。
ただ、何事にも限度というものがあり、しまっておく場所に困るほど買いだめるのはNG。例えば、トイレットペーパーは何個あっても困らないものだけど、意外と保管場所を使うので買いすぎは良くないです。
それでは、たくさんあっても困らない物、いざというときに必要な物、まとめ買いすることで割引率が高くなる物の例をお伝えします。
たくさんあっても困らない物の例
たくさんあっても困らない物はトイレットペーパーやティッシュペーパー、タオル、サランラップなどです。
どれも日常生活で必要ですし、一定期間で消耗していくものですよね。ただし、たくさんあるからといって消費量を増やしたり、買いすぎて置く場所がなくなったりするのはダメですよ。
ハンドウォッシュやシャンプー、リンス、トリートメントなどの詰替えもストックを用意しておいていいんですが、使う量が増えてしまう人が多いのでまとめ買いを控えた方が得策。わりと頻繁に安売りしてくれるのでストック切れ前にその都度買っても大丈夫です。
また、食器や筆記用具なんかもたくさんあっても困らないといえば困りません。でも、お皿が割れるなんてことは稀ですし、ボールペンは普通に使っても数ヶ月は持ちますよね。だから、これらはまとめ買いするべきではありません。
いざというときに必要な物の例
いざというときに必要な物は保存食や非常用飲料水などの防災グッズ。
安売りしているときにまとめ買いで備えておき、3年から5年に1度見直すようにしましょう。2,3年で賞味期限が切れてしまうことが多いので、切れる前に食べてしまい、新しいものを補充というのが理想です。
見直しのときに懐中電灯などの防災グッズが動くかどうかのチェックもしておくといいですよ。非常時に使えないと焦りますし、緊急時にそれが使えるかで助かるかどうかを左右することもないとは言い切れません。
割引率が高くなる物の例
割引率が高くなる物は家電や服、化粧品などです
1度の出費は大きくなりますが、たくさん買うほど値切り交渉にも応じてくれやすくなります。家電だと大きく値引きしてくれたうえにポイントまでサービスしてくれて、ネットで揃える以上にお得なんてことも起こりえます。
ただし、本当に必要なものだけを買うのが大事。安くなるからといって勢いで買ってしまうのはよくありません。店員さんがたくさん買ってくれそうだといらないものをおすすめしてくることはよくあることです。例えば、スーツの2着目は必要ですが、3着、4着となるとさすがにいらないですよね。
まとめ買いしない方がいい物
まとめ買いしない方がいい物は、使い切れない物やたくさんあることで消費量も増えてしまう物です。
これらは買ったときは安く買えて得した気分になるんですが、結局は損してるなんてことになりがち。例えば、卵が安売りしているからといって3パック買い、1パック以上腐らせてしまうなんていうパターンです。
それでは、使い切れない物やたくさんあることで消費量も増えてしまう物の例をお伝えします。
使い切れない物の例
使い切れない物は、卵や牛乳、納豆のように食べきる前に賞味期限や消費期限が切れてしまう物や食器や筆記用具などのように消費サイクル以上に物を貯め込むことになる物です。
食べ物や飲み物の場合、冷凍するという選択肢もありますが、結局鮮度のいいものを買って使い、年末の冷凍庫整理で捨てることになりがち。
食器や筆記用具は貯め込むつもりはなくてもストックがあることを忘れてまた買ってしまい、ストックが貯まってしまうということがよく起きます。これが原因で配偶者と喧嘩になるなんて家庭もあるくらいでしょう。
そんなことにならないためにも、いくら安いといっても使い切れるか考えるようにし、1度冷静になってから買い物かごに入れるようにした方がいいです。
消費量も増えてしまう物の例
消費量も増えてしまう物は、お菓子やジュース、ビールなどの嗜好品。
ストックがあるからついついいつもより多めに食べたり、飲んだりしてしまう物です。旦那が「たくさんあるんだからもう1本くらいいいじゃん」とビールを催促するなんてシーンはドラマでも出てきますよね。
嗜好品の場合は、「安いときにたくさん買うこと=悪」とはなりませんが、消費量を一定数に保つための管理者が必要となります。子供がお菓子を食べすぎないように、旦那がビールを飲みすぎないように隠し場所があるならストックをたくさん持ってもOKです。
また、嗜好品の場合も賞味期限には気をつけてください。賞味期限が切れそうになったらご褒美などの理由をつけて子供や旦那にいつもより多めに渡すなんてのはありかもしれませんね。
まとめ
- まとめ買いした方がいい物としない方がいい物がある
- たくさんあっても困らない物、いざというときに必要な物、割引率が高くなる物はまとめ買いOK
- 使い切れない物、嗜好品はまとめ買いNG
- 嗜好品の場合は優れた管理者がいれば買いだめもOK