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2018年に値上げされてしまうものとされてしまったものまとめ

2017年には公共料金やハガキをはじめ、宅配便、乳製品、トイレットペーパーなどが値上げされました。野菜の不作なども重なっていろいろと高くなった印象の強い年でしたね。

そして、2018年も値上げの流れはまだ続いています

また、値上げに対して取れる対策といえば、上がる前に買いだめすることくらいですが、使い切れないほど買いだめすると逆に損してしまうので注意です。

それでは、2018年に値上げされてしまうものをお伝えします。(すでに値上げされたものも再確認しましょう。)

2018年に値上げされてしまう商品やサービスまとめ

2018年に値上げになるものはたくさんあります。値上げされてもそんなに関係ないものもあれば、好きなブランドな商品がピンポイントで値上げされて大打撃を受ける場合もありますね。

嗜好品なんかは買う量や機会を減らす、減らさないで家庭内で揉め事が起こることもあるので厄介です。

公共料金

電気・ガス料金は大手電力会社10社、ガス会社4社が3月から4月、5月、6月と連続で値上げ

原油・石炭・天然ガスなどの燃料価格が上昇していることと再生可能エネルギー賦課金が上昇したことが原因。燃料価格が落ち着けば値下げされるので、それを待つしかありません。

関西電力に関しては、大飯発電所3、4号機の再稼動することで7月から5.36%値下げされます。北海道電力も7月は値下げ、北陸電力と沖縄電力は6月と7月は横ばい、他6電力会社は7月も値上げです。

携帯電話のテザリング料金

テザリングは大手3社とも無料で使える機能でしたが、auは4月から月額500円、ソフトバンクは6月から月額500円(※4月からの予定でしたが、6月に延長されました)に値上げ。

docomoは無料期間を無期限で継続中ですが、有料化しないとは限りません。

ゆうパック

ゆうパックは2018年3月1日より値上げされました。

値上げ幅は110円から230円でなかなかの値上げです。

サイズ 発着地(沖縄以外) 発着地(沖縄)
60 +110円 +40円
80 +90円
100 +130円 +140円
120 +160円 +190円
140 +190円 +240円
160
170 +230円 +290円

amazon配送料

これまで350円だった配送料が本州・四国400円、北海道・九州・沖縄440円に値上げ。(amazonが直接配送する商品で2000円未満のものに限る)

amazonプライム会員や1回の注文が2000円を超える場合はひきつづき送料無料。

プライム会員以外で少額をちょくちょく買う方はまとめて2000円以上になるように調整した方がいいでしょう。

燃油サーチャージ(特別付加運賃)

燃油サーチャージは航空燃料価格の費用の一部をお客側が負担するもの。原油燃料の高騰により値上げしています。

JAL、ANAともに2月から7月まで値上げを継続中。航空燃料の価格が落ち着くまでは値下げされません。2015年のように原油安になってくれると嬉しいですが、世界情勢が不安定な間は期待できないでしょう。

食品包装

東洋アルミニウムと東洋スチレン、PSジャパンの3社はポリエチレンやアルミ箔を4月より値上げ。

これらは医薬品や食品の包装に使われるもののため、これに伴った値上げが起きる可能性があります。

パックごはんと冷凍食品

テーブルマークは2月よりパックごはんを1~17%値上げ。3月より冷凍食品のうどんを3%~16%、お好み焼きを6%~7%、たこ焼きを7%~10%値上げ。

小麦粉

日進フーズ、日本製粉、昭和産業が1月4日より小麦粉を値上げ。ミックス粉なども値上げです。

日清フーズは7月2日よりさらに値上げされます。

また、日本製粉、昭和産業の業務用小麦粉を6月20日より25kgあたり65円(国産小麦100%は70円)値上げ。

納豆

タカノフーズの「おかめ納豆」5商品が4月より10%~20%値上げ。

あづま食品の30商品が5月より10%~20%値上げ。

ミツカンの10商品が6月より10%~20%値上げ。

チーズ

雪印メグミルクは5月よりチーズ59商品を最大17%値上げ。

森永乳業は5月よりチーズ21商品を2~6%値上げ。

明治は6月よりチーズ35商品を平均7.2%値上げ。

ヨーグルト

明治のブルガリアヨーグルトが4月より実質値上げ。

内容量が50g減少(450g→400g)し、定価は10円下がりますが、gあたりの料金は上昇します。

たばこ

4月よりたばこの6銘柄が値上げ。

「わかば」、「ウルマ」、「エコー」、「バイオレット」、「しんせい」、「ゴールデンバット」がそれぞれ40円値上げになりました。

コーヒー

ネスレ日本のコーヒー一部商品が4月より6%~10%値上げ。

アイス

森永乳業のピノやパルム4商品を3月より10%値上げ。

同社のクリープも同時期に内容量を減らし、実質値上げされました。

お菓子

亀田製菓の「ハッピーターン」などの6商品が値段据え置き・内容量減少で実質値上げ。

ジュース

えひめ飲料のポンジュースなど12商品を3月より20%程度値上げ。

ポンジュースが値上げされたのは11年ぶりです。

ワイン

アサヒビール、サッポロビール、サントリー、メルシャンは国産ワインと輸入ワインの一部商品を4月より5%程度値上げ。

原因は原料であるブドウの世界的な生産量の減少。

パン

山崎製パンはレーズンを使った商品「レーズンゴールド」など4商品を5月より平均12%値上げ。

山崎製パンは7月1日よりレーズン関連商品以外も値上げ。食パンを2~5%、菓子パンを2~7%の値上げです。

業務用ビール

アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーは4月(アサヒは3月)より業務用ビールを10%程度値上げ。各社ともに缶ビールの値段は据え置き

値上げは業務用商品で樽や瓶の回収コストが上昇していることが要因です。

外食産業

天丼てんやが1月11日より一部メニューを値上げ。

松屋が4月3日より牛丼・定食を値上げ。

コメダ珈琲が6月1日からブレンドコーヒーを20円、サンドイッチなどを数十円値上げ。「モーニングサービス」のトーストを4mm厚くするという企業努力も。

築地銀だこが7月1日よりたこ焼きを30円値上げ。値上げの背景にはタコの世界的な高騰と資材コストの増加、物流費や人件費の高騰があります。

アミューズメントパーク

USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の入場料が1月31日より値上げ。大人とこどもは300円、シニアは270円の値上げされました。USJの場合は毎年料金改定があるため、来年も上がる可能性があります。

ハウステンボスのチケット、1DAYパスポートの料金が3月より100円値上げ。

引っ越し解約手数料

解約金の上限が上がることでほぼすべての引っ越し業者の引っ越し解約手数料が6月より上がります。

当日キャンセルは運賃・人件費の20%から50%、引っ越し前日は10%から30%、2日前以上は無料から20%に。

背景には人手不足やネットからの直前キャンセルが増えていることなどがあります。

バイク用品

HONDAは7月1日より2輪車用の補修部品を平均4.1%値上げ。基準ベースアップ率は3%。

公文式

公文式の会費が27年ぶりに値上げ。値上げの実施時期は2018年10月より。地域別会費が導入され、東京都と神奈川県にある教室は値上げ幅が大きいです。

ちなみに、2018年9月までの料金は幼児・小学生が6480円、中学生が7560円、高校生以上が8640円。

対象 1教科の月会費
東京都・神奈川県の教室 それ以外の教室
幼児・小学生 7560円 7020円
中学生 8640円 8100円
高校生以上 9720円 9180円

まとめ

  • 2018年は2017年に引き続きたくさんのものが値上げされる
  • 物流のコスト増加や人件費などによる値上げが多い
  • 値上げに対して消費者側が取れる行動は多くない

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