料理をするときは必ず使うガスコンロ。
2018年はガス代の値上がりラッシュが続いているので少しでもガス代を抑えたいですよね。ちなみに、お風呂の方は水量を減らすことでガス代も減らすことが出来ます。詳しくは以前の記事を御覧ください。
ガスコンロに関しては正しいと思っていることが意外と間違っていたりもするもの。ガスコンロの節約術を覚え、ちょっとでもガス代を安くしちゃいましょう!
それでは、今日からできるガス代の節約術についてお伝えします。
ガスコンロのガス代節約術
ガスコンロは使い方やちょっとした気配りでガス代を減らすことが可能です。電気代の方に頭がいき、放置しがちな部分ですが、毎日使うので節約の効果は現れやすいですよ。
難しいことはないので、今日から実践し、ガス代を少しでも安くしてください。
ガスコンロはこまめに掃除
ほこりや汚れが付着すると熱効率が悪くなり、コンロが目詰まりしてしまうと火力が弱まってしまいます。
ひどい汚れが付着してしまうと掃除する気がなくなってしまうので、汚れが軽いうちにこまめに掃除するようにしましょう。
鍋から火がはみ出すのはNG
画像のように鍋から火がはみ出てしまうのはよくありません。はみ出てる分のエネルギーは無駄になってしまうのでもったいないです。なんでもかんでも強火でやっちゃうのはよくないということです。
鍋底が広いものなら強火でもいいですが、狭いものは中火で調理した方が節約になるでしょう。火をつけたときにはみ出していないか確認し、無駄なエネルギーの消費を出来るだけ抑えてください。
鍋底が平たく広いものは強火、やかんや卵焼き用のフライパンなどの狭いものは中火でやったほうがいいでしょう。
水滴がついている場合は拭いてから
調理器具に水滴がついている状態で火にかけると水滴を蒸発させる分の余計なエネルギーを使ってしまいます。そのまま火にかけたほうが楽なのは楽ですが、この一手間が節約につながるんです。
火にかける前にしっかりと拭き、余分な水滴にエネルギーを使わないようにしましょう。
冷凍食品はあらかじめ解凍しておく
凍っているものを調理するときは水滴以上にエネルギーが必要。
冷凍食品は調理前に冷蔵庫に移動させておき、おおまかには解凍を済ませておきましょう。
ガスコンロは連続で使う
火を使った後のコンロは、コンロ周りやバーナーが温まった状態です。1から温めるときよりエネルギーが少なく済むので、1つの調理が終わったら同じコンロでもう1つの調理をするようにしましょう。
2つのコンロを使って同時にやるほうが出来る主婦っぽいですが、1つずつやるほうがガス代の節約の面では出来る主婦です。3品程度までなら1つずつ使うのがおすすめで、4品以上になったら効率面も考えて2品同時×2コンロのほうがいいかもしれません。
料理の作り置きは連続でコンロを使用することになるのでガス代の節約にもなりますよ。
炒め料理の機会を増やす
水を使わない炒め料理は熱効率が良く、次点で蒸し料理、最後に煮込み料理です。煮込み料理の多い家庭だと炒め料理の多い家庭よりもガス代が高くなってしまいます。
炒め料理ONLYにする必要性はないですが、回数を増やしてガス代を節約というのはありでしょう。
フタを使って熱効率アップ
フタをすれば、上からの放熱を防げるので熱効率が上がります。
焼く料理では使えませんが、お湯を沸かすときや煮込みなどのときはフタを活用してください。フタを持っていない場合はアルミホイルでも代用が可能です。とにかく、熱が逃げないようにフタをしてあげましょう。
電子レンジを活用
野菜の下ごしらえで茹でるとき、ガスコンロで1からお湯を沸かしてやるよりも電子レンジでやったほうが効率がいいです。
例えば、ポテトサラダ用のじゃがいも。茹でる時間よりも電子レンジの時間の方が短いので、時短にもなります。
また、電子レンジ以外にも炊飯器を使う方法も。ご飯の上に食材をのせるのが嫌でないという人は炊飯器も使ってみてください。元々お米を炊くエネルギーを損しないという面では電子レンジ以上の節約につながりますが、潔癖症の人はちょっと無理な技。
余熱調理を活用
鍋の余熱を利用し、食材に火を通しましょう。
パスタやラーメンなどの乾麺は沸騰したら火を止め、フタをして蒸らしながら待てば十分火を通せます。余熱を利用しているので普段より少し時間を長めに待つ必要がありますが、ガス代を節約可能です。
余熱を利用するときは保温調理鍋を使うのがおすすめですが、普通の鍋で新聞紙やタオルなどで巻いて熱が逃げないようにするのもOK。でも、欲を言えば、保温調理鍋か圧力鍋は1台欲しいところです。
まとめ
- ガスコンロのガス代は使い方や気配り次第で節約することが出来る
- コンロの熱効率を上げるために、こまめな掃除、はみ出る火をなくす、水滴除去、冷凍食品の解凍。連続使用をしましょう
- コンロよりも効率よく調理できる場合があるので、電子レンジや炊飯器の使用も選択肢に
- 余熱調理でも十分火は通せるのでそれも考慮