かまぼこを買ったときについてくる板。そのまま捨てちゃってる人もいますが、捨てるのにはもったいない立派な板ですよね。
でも、使い道を知らなかったら貯めていてもどうしようもないものであるのも事実。一応取っておいたはいいもののスペースを取るようになってきたから断捨離なんてパターンも少なくはありません。
今回はそんなかまぼこ板の材質と再利用のアイディアについてお伝えします。
かまぼこ板の材質
かまぼこ板の木材は主にアメリカから輸入しているホワイトファー(モミの木)です。モミの木といえば、クリスマスツリーで有名な木ですよね。輸入する際は様々な木材が混在した状態で安く買い、かまぼこ業者がホワイトファーを指定して買うことでコストを抑えているそうです。
(引用:舞鶴かまぼこ協同組合)
ちなみに、国産のモミや杉、シナを使う業者もいますが、コストが高いのでほとんどありません。こだわりの高級かまぼこの場合は、国産の木材を使っている場合があります。そういう板が手に入ったときは捨てるのがより一層もったいないので取っておいてください。
また、モミの木アレルギーの人もいますが、枝や幹の表面についているカビが原因と言われているので加工されている「かまぼこ板」の場合はあまり気にしなくていいでしょう。かまぼこ板を触るとかゆくなる場合やくしゃみ・鼻水が止まらなくなるなんてときはアレルギーを疑ってもいいかもしれません。
では、かまぼこ板の再利用にうつりたいところですが、その前にきれいに外す方法を確認しましょう。
かまぼこ板をきれいに外す方法
かまぼこを板からはずすときは、包丁の刃ではなく背の部分で外すときれいに取れます。
動画では途中から立てていますが、最初から立ててやったほうがやりやすいですよ。
それでは、きれいにかまぼこ板を回収出来たので、次からはかまぼこ板の再利用についてお伝えしていきます。
かまぼこ板の再利用
かまぼこ板は小さなまな板代わりやDIY、炭を作るなどの再利用方法があります。
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
小さなまな板代わり
小さなまな板代わりはその言葉のまんまです。
大きなまな板を使うと洗うのが面倒なときやにおいのきついものを切るとき、色移り食材を切るときなどに使うといいでしょう。例えば、薬味のネギを切り忘れて急遽切らないといけないときやお弁当のタコさんウインナーを作るとき、にんにくやニンジンを切るときなどです。
かまぼこ板ならにおいが染み付いたときや色移りが激しいときは捨ててしまえばいいですし、元々はかまぼこについてきたおまけなので損することもありません。
DIY
かまぼこ板で作るといい感じに出来上がるのがルームプレート。難易度も高くないですし、DIY初心者にもおすすめです。
ルームプレートの他にも、消しゴムはんこの持ち手や2枚使ったコースター、9枚使って鏡のフレーム、何枚かつなげて黒板シートを貼ったミニ黒板、すのこと合わせて飾り棚など様々なものをDIYで作れます。
炭を作る
かまぼこ板をアルミホイルで3~4重に包み、魚焼きのグリルで10分ほど焼きましょう。1つでやるのはもったいないので複数個か魚を焼くついでに一緒に焼くといいです。
そして、10分ほど焼いたらアルミホイルに包んだままの状態で冷まします。常温まで冷めたらもう一度10分焼き、それを2,3回繰り返したら炭の出来上がり。
出来た炭は、活性炭としてタンスや冷蔵庫の防臭やいざというときの燃料などとして使いましょう。使い終わった灰にも使い道があり、肥料として自家菜園などにまけばOK。
まとめ
- かまぼこ板は使い道がたくさんある
- 板の材質はアメリカ産のモミの木
- 高級かまぼこなどは国産の杉やモミ、シナなどを使用
- かまぼこを外すときは包丁の背