野菜高騰時に野菜不足を防ぐ狙い目商品教えます!

健康志向が広がり、野菜が食卓に毎回並ぶなんて家庭も少なくないでしょう。

でも、野菜の値段は異常気象でなかなか安定せず、不作による高騰というのが起こりやすくなっています。2017年の冬に天候不順や台風の影響で葉物野菜が高騰したのは記憶に新しいですよね。品質は例年より良くないのに値段が1玉400円近くとちょっと手が出ない価格でした。

また、野菜の高騰の原因としては天候不順が一番起こりやすいです。その次に起こりやすいのが、出荷量の多い都道府県が台風や地震、竜巻などの自然災害に見舞われたとき。どちらも防ぎようのないことなので自分で食べる分を家庭菜園で作ったり、値段が高くなる前に買いだめしたりするくらいしか対処できません。

あなたは野菜が高騰したときにどうやって切り抜けていますか?

では、今回は野菜高騰時に野菜不足を防げる狙い目の商品をお教えします。

野菜高騰時に狙うべき商品はこれ!

天候の影響を受けやすい野菜は葉菜類と果菜類。具体的にいうと、レタスやキャベツ、白菜などの葉物野菜とナスやきゅうり、トマトなどの果実部分を食用とする野菜です。

これらの野菜は高騰しやすいので、それぞれの野菜の出荷量1位を覚えておき、その地域の天候不順や自然災害のニュースがあれば上がると思っていいでしょう。

例にあげた6野菜の出荷量1位の都道府県を表にまとめておきます。

出荷量1位の都道府県(出荷量のシェア)
レタス 長野県(全体の33%)
キャベツ 愛知県(全体の17%)
白菜 茨城県(全体の27%)
ナス 高知県(全体の12%)
きゅうり 宮崎県(全体の11%)
トマト 熊本県(全体の17%)

ちなみに、長野県は白菜のシェア25%でもあるのでレタスだけでなく、白菜も高騰する可能性ありです。

では、上がりやすい野菜も把握したので、次からは狙い目の商品をお伝えしていきます。

発芽野菜

豆苗

豆苗やブロッコリースプラウト、かいわれ大根などの発芽野菜は工場で生産しているため、値段が安定。また、発芽野菜は栄養価が高く、豆苗やブロッコリースプラウトは2度目の収穫も食べられるので節約にも向いています。

また、栄養価はやや低めになりますが、もやしも発芽野菜で値段の安定している商品。もやしはビタミンやミネラルなどの種類は多いんですが、他の発芽野菜と比べるとちょっと劣ってしまいます。でも、高騰時の狙い目商品であることは確かです。

ちなみに、他の野菜が高騰してないときでも節約に貢献してくれるので、普段から積極的に買うようにしていいでしょう。高騰時にいきなり買い出すと心無い旦那から「野菜高いから仕方ない」というような発言を聞かされて気分が悪くなるかもしれません。それを防ぐためにも普段から食卓に出しておくといいです。

きのこ類

舞茸

きのこ類も工場生産なので価格が安定しています。きのこ類はカロリーが低く、食物繊維が豊富なのでダイエット食材でもありますね。

ちなみに、野菜が高騰するのは冬が多いので、鍋の具として活躍してくれる機会が多いでしょう。

野菜の加工品

切り干し大根

切り干し大根や干ししいたけのような干し野菜、トマト缶やミックスビーンズなどの缶詰、キムチやたくあんなどの漬物、青汁のように野菜が加工されているものは高騰時でも値段が変わりにくいです。

加工されているので用途が限られてきますが、高くなってしまった野菜が安く手に入るのは大きな利点。

また、カット野菜や冷凍野菜も加工とまでは言いませんが、値段が安定しています。

カット野菜や冷凍野菜

カット野菜は農家と年間契約を結んでいるので、高騰時にも値段があまり変動しません。カットの仕方や量が減る場合はありますが、値段の方は据え置きということが多いです。普段チェックしていない人も高騰時はチェックするようにしましょう。

また、冷凍野菜に関しては海外産になってしまいますが、値段は安定。高騰するのは国産野菜なので海外野菜の値段は変わらないでしょう。

根菜類

じゃがいも

じゃがいもや玉ねぎ、さつまいもなどの根菜類は倉庫で保存しているため、値段が安定しています。2016年の台風が北海道の倉庫を直撃したなんてときは例外ですが、それ以外なら高騰することはないでしょう。

根菜類の中でも大根やニンジンは高騰することもあるので値段を要チェック。らっきょうやにんにく、イモ類、玉ねぎは比較的安定していますよ。

まとめ

  • 高騰しやすい野菜は葉菜類と果菜類
  • 高騰の原因の多くは天候不順や自然災害
  • 高騰時の狙い目は発芽野菜、きのこ類、野菜の加工品、根菜類

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